日本最大級のものづくりカンファレンス
セッションID AA1 講演カテゴリーアカデミック / ZdS

メタバース時代のものづくり ?AIなど人間拡張技術の実世界への価値の環流とサービス化?

メタバースによる新しい経済圏(バーチャルエコノミー)が注目されている。仮想空間に作り込まれた価値を消費する(ゲームなど)にとどまらず、仮想空間で顧客が価値を共創する(会議など)、さらにはその価値を現実空間に環流する(トレーニング、メンテナンスなど)ことを指向している。メタバース(仮想)とユニバース(現実)のインタラクションを支え、現実空間での人の能力を増強する人間拡張技術が、価値の環流に大きく貢献すると考えている。人間拡張の研究動向を紹介するとともに、メタバースを活用して従業員の能力やエンゲージメントを増強する研究事例を紹介する。その上で、ものづくりにメタバースを活用してサービス化に舵を切っていく方向性について論じる。

講演者
国立研究開発法人産業技術総合研究所
人間拡張研究センター
研究センター長 持丸 正明      
対象技術分野
3D分野 AI(人工知能) DX IoT
対象業種
産業機器・生産設備 自動車・輸送用機器 車載機器 情報通信・ネットワーク 電子デバイス製品 コンシューマ製品・オフィス機器 設計・製造
ZdSについて
ZdS(ZUKEN digital SESSIONS)とは、図研が2020年10月から毎年開催しているオンラインイベントで、図研製品のお客様導入・活用事例、図研の事業戦略・技術戦略、各製品の開発ロードマップ、新ソリューションのご紹介などの講演をお届けしています。
イベント期間中はオンライン(一般のWebブラウザ)で講演を視聴できますので、これまで移動距離や日程等の理由で、横浜で開催されているZuken Innovation Worldにご来場いただけなかった方々にも、職場やご自宅から自由な時間にご覧いただけており、大変好評です。
図研は「ZUKEN digital SESSIONS」を、お客様との新たなデジタル・エンゲージメントの一つと位置づけており、今後もコーポレートイベントとして継続的に開催していく予定です