日本最大級のものづくりカンファレンス
セッションID AF2 講演カテゴリー新ソリューション企画 / ZdS

上流設計に拡張!「E3 Service Utilities」新バンドルによる新たな自動設計の実現

ZUKEN digital SESSIONS 2022において、オートモーティブ業界にて実現している「上流からの図面自動生成プロセス」を産業機械業界に適用することで、企画構想段階からエレキ部門とメカ部門との早期協調を実現できるのでは、といった仮説を発表しました。
これに対しては「やりたいことは合っている」「まずは詳細設計の効率化が急務」といったご意見頂戴し、「E3 Service Utilities」の機能を充実させることで、詳細設計の効率化を実現しました。
そしてこの度、さらに上流領域へと繋ぐソリューションとして、新しい「E3 Service Utilities」として具現化することを計画しています。
このソリューションは、情報分断が起こりやすい仕様設計と詳細設計を繋ぎ、装置に含まれる機能仕様情報をインプットに、図面を自動生成することが可能です。自動化に伴い、作図工数と機能仕様の反映確認工数が大幅に削減されるため、詳細設計業務がさらに効率化され、仕様検討に時間を割くことが可能となります。

本セッションでは、仕様設計時の情報を詳細設計へ繋ぐことで、業務効率化と仕様検討へのシフトを実現する「E3 Service Utilities」新バンドルを活用した設計手法についてご紹介します。

講演者
株式会社図研
事業本部 SE統括部 第二SE部 第一SE課
主任 山下 慎介      
対象業種
産業機器・生産設備 自動車・輸送用機器 航空宇宙 車載機器 医療機器・精密機器 情報通信・ネットワーク 電子デバイス製品 コンシューマ製品・オフィス機器
ZdSについて
ZdS(ZUKEN digital SESSIONS)とは、図研が2020年10月から毎年開催しているオンラインイベントで、図研製品のお客様導入・活用事例、図研の事業戦略・技術戦略、各製品の開発ロードマップ、新ソリューションのご紹介などの講演をお届けしています。
イベント期間中はオンライン(一般のWebブラウザ)で講演を視聴できますので、これまで移動距離や日程等の理由で、横浜で開催されているZuken Innovation Worldにご来場いただけなかった方々にも、職場やご自宅から自由な時間にご覧いただけており、大変好評です。
図研は「ZUKEN digital SESSIONS」を、お客様との新たなデジタル・エンゲージメントの一つと位置づけており、今後もコーポレートイベントとして継続的に開催していく予定です