SPICEが誕生してから40年が経ちました。近年では、 SI/PI検証技術として益々、重要となっています。その間、日本の産業は、半導体からコンシューマ・エレクトロニクスの時代を経て、自動車、メカトロ、さらには、IoTへと変遷してきています。さらに昨今、電磁妨害(EMI)も併せて重要視されるようになりました。最近では、GPUを用いた高速化やAI技術の適用も重要となりつつあります。本講演では、SI/PI/EMI検証技術の過去と現在、そして、AI技術の応用可能性やその将来像について述べます。
講演者
国立大学法人静岡大学
電子工学研究所
教授
浅井 秀樹
対象技術分野
CAE分野